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がんを克服して復活の舞台へ ★ 世界と戦うフィットネスビキニ日本代表「長瀬陽子」さん特集

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全国1000人の筋肉ファンの皆様、今回は、昨年のフィットネスビキニチャンピオンであり、世界の数々の大会を最前線で戦われた日本代表の「長瀬陽子」さんを御紹介致します。まずは長瀬選手の経歴をお話しますと、1977年7月19日生まれの41歳、私と同学年の長瀬さん。元ミセスワールド世界大会日本代表で今も審査員をお勤めになられます。2017年東京選手権&関東オープンオーバーオール優勝。2018年JBBFオールジャパン優勝!となり世界の舞台へ日本代表として挑まれています。アジア選手権、アーノルドクラシック、IFBB世界マスターズ選手権などフィットネスビキニ日本代表として素晴らしい功績です。

 

 

長瀬さんのお仕事は、昨年オープンされたジム「V shape」で、施術をするスタッフとして勤務されています。

 

 

そんな長瀬選手をブログで初めて御紹介したのは、2017年に世界大会の応援団として結成された「Team Muscle Angels」です。そこで応援されていた長瀬さんが、2018年には世界の最前線で戦われることに不思議な縁を感じます。

 

 

今回は、twitterのご縁がありまして、闘病の告白を知り、今度は私が長瀬さんを応援する番ではないかとの想いで、長瀬さん御本人の許可を頂きましてブログに書かせて頂いております。

 

長瀬さんの病気を私が知ったのは今年1月の手術日程が決まった御報告でした。twitterを読み返しますとクリスマスの記事にガン研へ受診されて「腹腔鏡手術のはずが開腹手術になりビキニ選手として、傷口がお腹に残るのがツライ」と話されています。長瀬さんの病名は「子宮頚がん」。世間がクリスマスの時期にこんな辛い思いをされていたことに胸が痛くなります。手術日が1月18日と決まり、1月8日ガン研で全身術前検査。子宮頚がんの摘出手術を明日に迎える前日、医院長は「ボディビルダーなんですか? 明日の手術が終わり、回復したら頑張って続けて下さいね。」と励まされたそうです。その言葉に込められた気持ちをこのあと知ることとなります。

 

 

手術は無事成功!長瀬さんは「7時間かかって子宮頚がんの摘出手術をしました。 術後、吐き気と痛みで2日間、死にたくなる程辛かったのですが 今日は本当に良くなりました。 応援、ありがとうございました。 お腹に大きな傷がありますが、必ず今年のオールジャパンも出場します!」と壮絶な手術の経験を話されて力強く前を向かれていました。ここでお話された大きな傷にまつわるお話となります。

 

無事、がん研有明病院を1月末に退院され、2月5日手術痕のケアに、順天堂大学病院の形成外科へ行かれた際の様子を更新された長瀬さんのtwitter記事を御紹介します。

特別な縫合により「開腹の傷が目立たない特別な縫い方」を施術して下さったそうで、フィトネスビキニ競技を理解してくれる病院の温かい対応に私も胸が熱くなりました。

 

この記事を読ませて頂いて、私は、全国のファンと共に同世代の長瀬陽子選手をこれまで以上に応援したいとの想いでブログを書かせて頂きました。長瀬さんの今年の目標は、「日本初の世界マスターズ決勝進出」!!この夢を後押しするべく、マッスルエンジェルスならぬ長瀬陽子選手応援団「マッスルオジサンズ」(みんながオジサンではないでしょうよ)な気持ちで、熱い熱いエールを全国の筋肉ファンと共に送ります。今日はまじめに(いつもまじめですよ)ブログを更新させて頂きました。

 

 

がんを克服された長瀬陽子選手の益々の御活躍を、2019年は「ビキニフィットネス」と改名され、カテゴリーも増えて、より世界基準に標準を置いた進化する日本から世界マスターズの最前線で戦う長瀬さんを想像しながら応援しております★

 

最後に長瀬陽子さんより、このブログを書かせて頂くにあたりメッセージを戴きました。

 

「ありがとうございます。今回の病気で、また強くなれました。トレーニングができる有り難さ、応援してくださる方々への感謝の気持ちも、より一層強くなりました。何かの理由でトレーニングができない方、婦人科系の癌で悩む方に、何か小さなメッセージを発信できたら本望です。」

 

本日は最後まで御清聴有難う御座いました。


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